最近では、健康管理と病気の早期発見のためにも人間ドックを受診する人が増えています。これは、標準的な検査になると、一日または半日の日帰りの検査になります。まずは医療機関を調べて、予約申し込みをするといいでしょう。そして、検査キットと問診票などがくるので、それに従って準備をしていきます。

人間ドックの当日の一日を追いかけてみましょう。受付時間よりも少し早目に行っておき、受付で検便や検尿、問診票などを提出します。そして、検査着に着替えて、検査を行います。最初に身体計測をしたり、血液検査、視力、聴力、心電図、血圧などの負担の軽いものを行います。

その後、肺のレントゲン撮影や内臓のエコー、胃のバリウムのレントゲン撮影などを行っていきます。バリウム検査が苦手な人は事前に胃カメラに切り替えておくようにするのも可能だったりします。女性の場合では、同時に婦人科検診を行うこともあります。全ての検査が終了したら、最後に医師による健康指導があります。

そこで、異常があったり、病気と疑わしい場合には、再検査や治療ということになるのです。一日の中で、途中で豪華なお弁当が出たり、半日になっているときには近くのレストランなどで利用できるランチ券などをもらって、食事できたりするのです。自宅に帰るころに、バリウム検査の下剤が効いてきて、少し大変な思いをすることになるのです。このように、人間ドックの日は長い一日になるのです。